訪問の義肢装具士 | PO-Links 訪問の義肢装具士

義肢装具士ってナニモノ！？

義肢装具士は、パラスポーツの認知度の高まりから、パラアスリートの義手や義足を製作する職種としてに知られるようになりました。

実際には・・・
義肢装具士は、医師の処方に従い義肢や装具が必要な方の採型や採寸を行い、義肢・装具の製作、適合を行う医療関連職です。

仕事の内容としては、医師、理学療法士、作業療法士等、関連する専門職種と情報を交換。
そして、使用者や家族などの要望を聞きながら製作、適合を行います。

義肢装具士になるためには養成校で知識及び技能を修得し、国家試験受験に合格。厚生労働大臣の免許を受けなければなりません。
※全国に第1～3回までの試験合格者の合計は6,173名（2023年４月現在）
※義肢装具士についてより詳しく知りたい方は　➡　義肢装具士協会のサイト

ちなみに、義肢装具士の英語表記は、Prosthetist and Orthotistで、"PO（ピーオー）"と略します。
海外では義肢の専門家をProsthetist、装具の専門家をOrthotistと呼び、個別の資格としている国がありますが、日本では1つの資格としています。

訪問へのこだわり

義肢装具士の業務形態は、大半が医療機関に属さず、民間の義肢装具製作事業所に所属し、病院や更生相談所等に出向き業務を行うのが一般的です。そのような中、PO-Linksが積極的に訪問するこだわりは２つ。

　生活で使用する義肢装具のメンテナンスやフォローをするため
　使用する環境を確認して義肢装具のデザインに活かすため

定期的チェックで安心

例えば、日常使用している義肢装具が破損したら、または、身体に適合しなくなったとしたら・・・どうしますか。

このような状態で使用し続けたら、身体が傷ついたり、生活の質が低下してしまったりする可能性があります。
使用者や家族、関係者が未然に気付けばいいのですが、簡単なことではありません。
更に、重大なトラブルになってしまうケースも少なくありません。

これを防ぐために定期的に専門家である義肢装具士によるチェックが必要となるのです。
そこで、生活の場へ訪問し義肢装具のメンテナンスやフォローをします。

生活に合わせた義肢装具

義肢装具は日常生活に欠かせないモノです。その義肢装具の仕様（デザイン）を検討する上で、使用する環境の把握が求められます。

例えば、自宅にはスロープあるのか．生活の拠点は１階なのか．住居の周りの環境は？・・・　百聞は一見に如かず！

使用者や家族、多職種から聞くことだけでは得られない情報も多いのです。
実際に訪問することで義肢装具につながる情報も多いのです。

特に大切にしていることは、「ヒト」

使用者の生活の拠点に訪問し対話することで、病院や事業所では聞くことのできない趣味や人柄、人生観などを知り、そこから義肢装具の更なる提案につながることもあります。

生活の場に訪問することで、義肢装具デザインに活かすための情報と要望の獲得を可能にします。

つながり（リンク）を求めて

PO-Linksが行った介護支援専門員へのアンケートからわかるように多職種の方々からも義肢装具士のフォローや連携が求められています。🔗アンケート

さらに、これからの地域共生社会を見据えると、多職種連携や協働、使用者の声に耳を傾け、尊重することがどれだけ重要か・・・

生活に密着した義肢装具は、使用者の生活の質や健康状態に大きく影響します。そのため、義肢装具士だけの視点だけでは無く、関わる多くの方の視点が大切だと確信しています。
使用者だけでなく、家族、介護支援専門員、セラピスト、介護者、支援者など。さらに、地域の人も。

連携をすることでわかることは非常に多く、義肢・装具のデザインにプラスになることも多いです。

PO-Linksの考える「つながり」の第一歩は「お互いのことを知る」です。

より楽しい生活をするために、より生活に合わせた義肢・装具を使うために、あなたのことを教えてください

料金について（2022年7月現在）

訪問料

PO-Linksでは１回の訪問につき以下の訪問料を頂いております。

	訪問料	備考
新潟市内	1,500円	調整や修理が必要な場合は、別途調整料・修理代がかかります。
新潟市外	PO-Links～訪問先までの距離（㎞）×100円
新潟県外	要相談

修理代金（例）

厚生労働省「補装具の種目、購入等に要する費用の額の算定等に関する基準」に準じた料金設定です。

2024.04現在	修理項目	修理代（１箇所につき）
下肢装具	マジックバンドの交換（2.5㎝幅・裏付き）	1,880円～
	マジックバンドの交換（5㎝幅・裏付き）	2,600円～
	足底裏革交換または足底ゴム交換	6,150円～
車椅子	タイヤ交換	4,600円～
	チューブ交換	4,000円～
	シートベルト交換	9,900円～
	キャスタ交換	8,700円～
	ノーパンクタイヤ交換	9,100円～

※補装具費支給制度で製作した補装具の修理は、同制度の支給対象です。　詳細はこちら。
※他社で製作した義肢・装具の修理や調整も承りますのでお気軽にご相談ください。

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